前回、洗米・浸漬のことを書きましたが、
その後温度と水分量を調整されたお米は甑(こしき)で
蒸されます。
あらかじめ甑に蒸気を立てておき、その中に米を撒き、
蒸し上がった米は運搬用の桶に盛られ、
すのこまで運ばれていきます。
桶に移すのも、運ぶのも、この大吟醸の造りでは
すべて手作業。
重たい桶を蔵人さんたちは肩に担いで運びます。
すのこに移した米は湯気が立つうちから広げられ、
混ぜて冷まします。
お酒に使う米は、普段食べているようなモチモチした
ような感じではなく、表面には粘りがないものの中が
軟らかくなるように蒸されています。
この後、温度が下がったら、いよいよ麹室に運ばれていきます!
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