蒸されたあとは、いよいよ麹室に運ばれます。
麹とは穀物(日本酒造りの場合は米)にカビを生やしたもの
です。
日本酒造りではお米のデンプンがブドウ糖になり、
そのブドウ糖がアルコールに変わるのですが、
この「デンプンをブドウ糖にする」のが麹の役目で、
日本酒造りではとても重要になります。
室の中は麹カビが繁殖しやすいように高い温度と
湿度に保たれています。その温度と湿度を保つために、麹室の扉も壁も厚さが20センチもあります。
外はもちろん寒いのですが、この室の中は本当に暑いです
冬なのに汗がにじみ出てきます。
でもその環境が麹の生育に最適なんです!
均等の厚さにした米に麹を撒いていきます。
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