前回麹室の話を書きましたが、
蔵人さんが撒いていたものの中身です。
麹菌は見た目緑色です。
でも米に緑のカビのようなものが生えるわけではなく、
白い毛のような菌糸が生えます
撒いた後、布にくるんで1日保温します。
蔵人さんたちは「寝せ」と言うそうです。
そして麹蓋(こうじぶた)と呼ばれる浅い箱に米を
盛り、保温し、ときおりかき混ぜて酸素の入れ替えや
温度を調整します。
「盛り」、「仲仕事」、「仕舞仕事」と呼ばれる過程を経て、
麹の菌糸が理想の状態になるようにします
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