仕込みはタンクに蒸米、酒母、麹、水を入れてもろみを作っていきます。
そして櫂棒で入れ、「添え仕込み」「仲仕込み」「留仕込み」と段階を分けて仕込みをし、その後約40日かけてお酒になっていきます。
今日はその仕込んでいたもろみを搾るということで、槽場へ行って来ました!
もろみを布の袋に入れ、槽の中に綺麗に並べていきます。
どんどん重ねていくことで、上に乗ったもろみの重さで
徐々に布の目を通ってお酒が出てきます。
最初に出てくるお酒は色も白く、濁っているのですが、
徐々に透明のお酒が出てきます
この後袋の重みでお酒を出した後、さらに上から
圧力をかけてお酒を搾った後、 滓引き・ろ過・火入れ
をして冷蔵の貯蔵タンクで熟成されます。
ちなみに、搾りたてを味見(利き酒)させていただきましたが、
搾り始めのものとお酒が透明になってからのものでは
やっぱり味わいが違いました
最初の方がもろみが混じっているので濃厚な感じがしました。
あと少しピリピリしたのは発酵で生じた炭酸なのかな・・・
でもどちらも大吟醸ならでは良い香りがして、とても美味しかったです
もう少しうまく味わいを語れたらよかったのですが
槽での味わいは2月に蔵出しされる「蔵出し一番 極上吉乃川」でお楽しみいただけます。
吉乃川のオンラインショップでは販売できないのが残念です。
もし見かけた際は味わっていただけたらいいなと思います。
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